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損保ジャパン、陸上風力発電のメンテナンス事業者向けに新たな保険サービスを開始

損保ジャパン、陸上風力発電のメンテナンス事業者向けに新たな保険サービスを開始

2021年12月02日

損害保険ジャパンとSOMPOリスクマネジメントは、陸上風力発電のメンテナンス事業者向けに「稼働率保証保険」および「メンテナンスコストキャップ保険」の提供を12月から開始する。

損保ジャパンは、メンテナンス事業者が風力発電事業者に対して、メンテナンスサービス契約の中で予め定めた稼働率を下回った際に、売電減少額を補償する「稼働率保証保険」を提供する。さらに、メンテナンス事業者が支払う修理費用に上限を設定し、追加で発生する費用を「メンテナンスコストキャップ保険」で補償する。

SOMPOリスクは、東京大学と共同で開発した陸上風力O&M(運用・保守)事業専用のリスクモデル技術を活用し、メンテナンス事業に係るリスクの定量化を行い、損保ジャパンは定量化されたリスク量に基づき保険の設計を行う。

2社は、将来的には高い稼働率を維持するためのO&Mのリスクコンサルティングサービスの提供も検討しているという。

第6次エネルギー基本計画は、2030年に全電源に占める風力発電の割合を従来目標の1.7%から5%に引き上げた。風力発電の導入を早める必要がある一方、風力発電の発電コストは太陽光や原子力発電など他の電源と比較すると高く、諸外国の風力発電コストと比較しても高くなっている。陸上風力の発電コストのうち、メンテナンスに係るコストは総事業費の30%以上を占めるため、メンテナンス費用を抑えることが課題になっている。

適切なメンテナンスによる故障・事故の予防保全と合わせて、メンテナンスコストの低減を図っていくことで、風力発電の主力電源化を後押しする。

 

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