Fridays For Futureなど若者の手による気候変動アクションライブ「Climate Live Japan」がクラウドファンディングを開始。 | EnergyShift

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Fridays For Futureなど若者の手による気候変動アクションライブ「Climate Live Japan」がクラウドファンディングを開始。

Fridays For Futureなど若者の手による気候変動アクションライブ「Climate Live Japan」がクラウドファンディングを開始。

EnergyShift編集部
2021年02月25日

世界同時開催「Climate Live」がクラウドファンディングを開始

イギリスの高校生が発案し、4月24日と10月16日に世界同時開催となったClimate Liveをご存知だろうか。日本でもFridays For Future Japanや環境団体350.orgなどが発起人となり、Climate Live Japan実行委員会が発足し、日本でのライブに向けて準備を進めている。

Climate Liveの賛同者は、グレタ・トゥーンベリ氏、ミュージシャンのAshをはじめ、環境活動家、DJ、アーティストが次々と参加している。日本でも、音楽プロデューサーでミュージシャンの亀田誠治氏、滝川クリステル氏、ミュージシャンのコムアイ氏、経済思想家の斎藤幸平氏などが賛同している。4月24日のClimate Liveはオンライン開催となった。

関連記事:若者のアクションが求めること Fridays For Futureの現在

このClimate Liveを支援するクラウドファンディングが2月24日から始まった。目標金額は150万円。開始後1日で、すでに100万円近くが集まっている(2月25日10時現在)。

返礼品(リターン)も、「大量消費、大量生産は気候変動に密に関わっているだけではなく、新たに物を提供し、輸送でエネルギーを使ってしまうことに対して、疑問を感じました。 そこで、リターンでは支援者の方々が、改めて、気候変動について知り、理解し、行動につながるような、体験ができるようなものをリターンに設定しました。どれも限りある資源から作られたモノなので、くれぐれも大切に、使ってください」とあり、工夫が見られる。

世界40ヶ国以上が同時開催、ターゲットはCOP26

音楽を通じて、気候変動問題を啓発し、若い世代から行動を起こしたいという発案者であるイギリスの高校生の想いに、世界中の同世代が賛同し、このムーブメントに参加している。現在参加を表明しているのは40ヶ国以上。

世界の共通言語である音楽を通じて気候変動問題を伝え、一緒に行動を起こす仲間を増やすこと、具体的には、2021年11月に行われるCOP26(気候変動の国際会議)に向けて世論と機運を高めることも重要な目標としている。

プロジェクトのホームページでは「Climate Liveのムーブメントから生まれた、若者からのエネルギーで、世界を変え、気候危機から未来を守れると私達は信じています。私たちはこのプロジェクトを通じて、ムーブメントの拡大と気候危機を伝える日本での活動の継続を目指しています」とある。

高校2年生から大学生までの4人の共同代表によるコメントは以下の通り。

音楽という世界共通言語を通じて人々の心に訴え、すべての人を巻き込んだムーブメントを日本でも起こしたいと思い、実行委員会を立ち上げました。私たちに残された時間はわずかで、今、変化が必要です。そして、変化を作っていくのは「一人ひとりの意識、声、行動」に他なりません。Climate Liveのムーブメントから生まれた、若者からのエネルギーで、世界を変え、気候危機から未来を守れると私達は信じています。

Climate Live 公式ウェブサイト:https://www.climatelivejapan.com/

クラウドファンディングページ:【気候変動を止めたい】未来を担う、若者のアクションにご支援を。(READY FOR)

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