東洋紡、2050年温室効果ガスネットゼロに向け、推進体制を構築 | EnergyShift

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東洋紡、2050年温室効果ガスネットゼロに向け、推進体制を構築

東洋紡、2050年温室効果ガスネットゼロに向け、推進体制を構築

EnergyShift編集部
2021年03月12日

東洋紡は2021年3月11日、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた戦略策定と推進を目的として、「カーボンニュートラル戦略検討会議」および「カーボンニュートラル戦略検討クロスファンクションチーム」を、2021年4月1日付で設置すると発表した。

近年、地球温暖化に伴う気候変動の影響が顕在化する中、東洋紡グループでは地球温暖化・気候変動を事業活動の継続に関わる大きなリスクの一つと認識し、2050年度までに温室効果ガスの排出量をネットゼロ(実質ゼロ)とする「カーボンニュートラルの実現」を目標に掲げている。

カーボンニュートラルの実現に取り組むにあたり、今後新設する「カーボンニュートラル戦略検討会議」により、以下の3つの視点から同社グループの戦略とマイルストーンを策定する。

カーボンニュートラル戦略策定の視点

  • グループの生産活動に伴う温室効果ガス排出量の最小化を目指す
  • グループの提供するソリューションにより、温室効果ガス排出量削減、ひいてはカーボンニュートラルに貢献する
  • 温室効果ガスの回収・分離などの技術開発に注力する

そして、長期的な目線から部門の垣根を越えた活動を進めるため、全社横断的に組織される「カーボンニュートラル戦略検討クロスファンクションチーム」により、イノベーションの促進、アライアンスの推進、研究開発の加速、新たなソリューションビジネスの創出など、実質的な施策の検討・実施を進めていく。

東洋紡は、「当社グループは、今後も事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献するため、サステナビリティを根幹に据えた経営を推進していきます」とコメントしている。

プレスリリース:カーボンニュートラル実現に向けた推進体制を構築

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