あいぴーしーしー(IPCC) :毎日更新!日本一わかりやすい脱炭素用語集しりとり | EnergyShift

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あいぴーしーしー(IPCC) :毎日更新!日本一わかりやすい脱炭素用語集しりとり

あいぴーしーしー(IPCC) :毎日更新!日本一わかりやすい脱炭素用語集しりとり

こんにちは。毎日ひとつずつ脱炭素の関連用語を紹介しているコーナーです。脱炭素関連用語って漢字多すぎませんか。

昨日は「イタリア」の紹介でした。しりとりですので、今日は「あ」です。さっそく参りましょう。

あいぴーしーしー(IPCC)

脱炭素とか、カーボンニュートラルとか、いろいろ見るようになるとでてきます、このIPCC。日本語訳もあります。「気候変動に関する政府間パネル」。でもわたし、正直最初にこのことばを知ったときにはなんじゃこれ、でした。パネル?

わかりやすくいうと、国連の機関です。UNついてないけど、そうです。英語だと「Intergovernmental Panel on Climate Change」。パネル出てきましたね。この場合のパネルは「委員集団」くらいの意味です。パネリストのパネル、ですね。

では、なんのための機関なのか。気候変動に関する機関です。政府間、とは、すべての国の政治指導者に情報を提供する、という意味です。どんな人がいるのかというと、科学者が中心になっています。世界中に何千人という科学者がIPCCに参加しています。

その科学者は集まってなにをしているのか。お茶飲んでるだけじゃない。報告書を作っているんですね。で、その報告書を各国政府に提供している、ということです。

この報告書が、ときどき目にする「IPCC報告書」というやつです。目にしなくても大丈夫です。ただ、気候変動という沼を掘っていくとだいたいここに行き着きます。

IPCCの報告書には、現在、科学的にみて、気候変動はこういうことになっています。こういう政策に利用できる科学的情報ですよ、というものが載っています。たとえば、「1971年から2010年までの間に海面が温度上昇してるのは確実ですよ」とかいうことです。

気候変動の物理科学を扱う第1部会、影響、適応、脆弱を扱う第2部会、気候変動の緩和を扱う第3部会に別れています。この他に、「温室効果ガスのインベントリ(分類)に関するタスクフォース」という部会もあります。

報告書はひとつだけではなく、メインの「評価報告書」、ほかに「技術報告書」「特別報告書」があります。この報告書の原稿は査読が何度もなされているところもポイントです。客観性と透明性が重視されています。

1988年に世界気象機関(WMO)と国連環境計画 (UNEP)によって設立されました。

IPCCのメイン報告書である「評価報告書」は、今、第5次報告書までが出ています。日本語はこちらにあります。この報告書は6〜7年に一回作られ、次は2022年にでる予定で作業中です。IPCCのブログによると「第1部会の原稿がまとまったから確認してね」と、各国に配布されたようです。この数年の気候変動、脱炭素の動きによって、次回報告書がどうなるのか、ドキドキですね。

しりとり、明日は「し」はじまりでお送りします。「し」でお会いしましょう。では、よい一日をお過ごしください。

 

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あいぴーしーしー(IPCC )

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