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トヨタ子会社、ウーブン・プラネット・ホールディングス 米国 Lyftの自動運転部門Level5を買収

トヨタ子会社、ウーブン・プラネット・ホールディングス 米国 Lyftの自動運転部門Level5を買収

2021年07月20日

7月20日、トヨタ自動車株式会社の子会社であるウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社は、米国配車サービス会社Lyft, Inc.(以下「リフト」)の自動運転部門であるLevel5(以下「レベル5」)の買収を完了したと発表した。

ウーブン・プラネットはモビリティの革新や自動運転、ロボティクス、スマートシティ領域への投資を進めており、今回の買収が初めての買収案件である。

この買収によりウーブン・プラネットは、テクノロジー、人材、およびグローバルな開発拠点を強化し、リフトのセンシング、コンピューティング、ソフトウェア資産、およびレベル5の自動運転システムに関する戦略的能力を獲得するという。

ウーブン・プラネットはトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社の事業の更なる拡大、発展を目的に、2021年1月に事業を開始した。

ビジョンとして「Mobility to Love, Safety to Live」を掲げており、コネクティッド技術に支えられた安全でサステイナブルなモビリティを創り、すべての人々に幸せを届けることを目指している。

また、今回自動運転部門を買収されたリフトは、米国カリフォルニア州に本社を構える、米国とカナダにおける最大の移動、輸送ネットワークの一つだ。同社の移動・輸送ネットワークは、ライドシェア、自転車、スクーター、レンタカー、乗り換えをすべて一つのアプリにまとめており、移動に関する所有からサービスへの大きな社会変化の最前線にいる。

今回の買収について、ウーブン・プラネット代表取締役CEOのジェームス・カフナー氏は「レベル5とのパートナーシップは、ウーブン・プラネット初の大型買収案件であり、当社の将来にとって重要な投資となる。世界トップクラスのテクノロジーと専門性を持つレベル5、卓越したソフトウェアに関する知見を持つウーブン・プラネット、および先進的な研究成果を持つトヨタ・リサーチ・インスティテュートが協働することにより、高い専門性で業界をリードしていく」と述べている。

EnergyShift編集部
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