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三井住友海上、代理店のCO2排出量削減策に新たなサービスを開始

三井住友海上、代理店のCO2排出量削減策に新たなサービスを開始

2021年12月10日

三井住友海上火災保険は、12月10日、CO2排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard」のサービスを代理店に無償で提供すると発表した。2022年1月から開始する予定。

CO2排出量測定を手がけるゼロボードが提供するクラウドサービス「zeroboard」に、ガソリンや電力使用量、保険契約におけるペーパレス活用状況を入力することで、代理店自身でCO2排出量を測定できるようになる。また、自動車リサイクル部品の利用頻度もCO2削減量として可視化する。

加えて、CO2排出抑制の環境付加価値を示す証書「グリーン電力証書」を一括購入し、代理店へ割安で提供するなど、サプライチェーンにおけるCO2排出量削減策の導入を検討していく。対象となる代理店は整備工場や保険販売を専門とする事業会社など約3,000店で、中小企業も多い。三井住友海上は、東京電力エナジーパートナーと協働し、電力証書の一括購入におけるスキームの構築をする。

大手企業では取引先の中堅・中小企業等に対してもCO2排出量の削減等を求め、脱炭素をすすめる傾向が強まっている。損保業界でも取り組みが進む。

 

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