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DNP、パッケージのライフサイクルCO2を見える化へ

DNP、パッケージのライフサイクルCO2を見える化へ

2021年12月09日

大日本印刷(DNP)は、取り扱う全てのパッケージの「カーボンフットプリント(製品のライフサイクル全体でのCO2排出量)」を第三者認証済みの算定結果とする「DNPライフサイクルCO2認証システム」の実証を開始すると発表した。

国内でライフサイクルアセスメント(LCA)関連の第三者認証の実績があるサステナブル経営推進機構(SuMPO)と共同で実施する。2022年春に本格的な運用を開始する予定で、ステークホルダーのカーボンニュートラルの取り組みについて、迅速な可視化を可能にする。

近年、カーボンニュ-トラル実現への対応やESG投資の進展に伴い、企業においてはサプライチェーン全体を含めた全社的なカーボンマネジメントの機運が高まっている。

具体的には、自社にて算定したLCAに基づくカーボンフットプリントの妥当性評価や、顧客との個別取引におけるカーボンフットプリントの要求にタイムリーに応えるための社内システムの構築など、自社で取り扱う全ての製品・サービス領域をカバーできる信頼性の高いカーボンフットプリントの算定、提供を求めるものとなっている。

DNPは20年ほど前から、製造するパッケージに関して、原材料の調達から製造・廃棄まで、自社などでカーボンフットプリントを算定し、製品の企画・開発に活かすほか、算定結果を社外に開示してきた。一方、外部機関による第三者認証を得るために、製品ごとにカーボンフットプリントの算定結果の審査が必要だった。

同システムは、ステークホルダーに提供する算定結果は、SuMPOの認証済みとなるため、第三者認証に要する時間と費用の削減が可能だ。また、企業などが設定するCO2削減目標に対して、パッケージが占める割合や、環境配慮包材を使用した場合の削減度合いなどの把握ができるようになる。

今後は認証済み算定結果の提供だけでなく、多様な素材のパッケージやプラスチック製品等についてもカーボンフットプリントのシミュレーション結果を提供できる体制を構築していく。

 

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