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エネチェンジ、ストップ高 上場来の高値

エネチェンジ、ストップ高 上場来の高値

2021年11月17日

11月16日の東京株式市場で電気・ガス料金の比較サイトを運営するENECHANGE(エネチェンジ)がストップ高となる前日比1,000円(16%)高の7,420円まで買われ、上場来の高値となった。

エネルギープラットフォーム事業で電力切り替え需要の増加により家庭・法人ともに切り替え件数が堅調に推移し、需要が高まることを期待した買いが個人を中心に集まった。

同社は、2015年に設立。脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業として、自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化に分類される「エネルギーの4D」分野で、データ活用を軸としたサービスを展開している。消費者向けに電力やガスの切り替えを行うプラットフォームの運営や、電力会社などを対象にマーケティングの支援を手掛ける。

11月12日に発表した2021年1~9月期の連結決算では、売上高が前年同期比75%増の21億円、純利益が同63%増の6,100万円だった。

夏場以降に、買いが加速し、株価は上昇し続けている。


出典:Yahoo!ファイナンス

電気の小売業への参入が全面自由化され、家庭や商店も含む全ての消費者が、電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになった。今後もこうした事業の成長性は評価されており、再び上値を追う展開になると予想されている。

 

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