日本でもバイオマス発電などで利用されている農業残さや家畜糞尿の利用は古くて新しいエネルギーといえるかもしれない。足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ（足温ネット）事務局長の山﨑求博氏による、中国視察とその後の展開をお届する。途上国における脱炭素は、こうしたシンプルな技術が効果的なのかもしれない。

エネルギー

雲の彼方でバイオガスの現場を見る（その２）

前回は、足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ（足温ネット）事務局長の山﨑求博氏が、中国におけるバイオガス（バイオマスによるガス）利用について、強い関心を抱き、実際に中国に視察に行った話だった。今回はそこからさらに、農村におけるバイオガス利用の現地視察に向かったときの報告となる。農村でのバイオガス利用については、意外な日本人の支援もあったことがわかった。農村のバイオガスの現場はどのようになっていたのだろうか。

雲の彼方でバイオガスの現場を見る（その１）

実質的な二酸化炭素排出量が少なく、再生産が可能であることから化石燃料に代わる存在として注目される「バイオ燃料」をご存知でしょうか。現状、バイオ燃料は十分に普及しているとはいえませんが、コストや間接的な環境負荷などいくつかの問題を解消すれば、脱炭素社会の実現に貢献するキーポイントの1つになり得ます。

EnergyShift（エナジーシフト）

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