2月22日のエナシフTVでは、ゆーだいさんがAPBが開発した次世代型リチウムイオン電池、「全樹脂電池」(All Polymer Battery)について解説しました。
(ゆーだい)今日のニュース。三洋化成工業が発表したところによると、APBが福井県越前市内で世界初の量産化に向けて準備を進めている「全樹脂電池」の工場を今年5月に開いて、秋から本格稼働させるとのこと。三洋化成の安藤社長曰く、2025年度を目標に売上高900億円、新たな工場の建設を目指す、ということで、この脱炭素の流れにぐわんぐわん乗っていきそうな感じがするニュースとなっています。
で、APBによると、今年稼働させる工場の生産能力は年間最大約3ギガワットと大規模。
狙いは、再生可能エネルギーの発電などの基幹電力を安定させる定置用電池市場を主に狙い、さまざまな形状になる樹脂製の強みを生かしてドローンやロボット用など幅広い用途に展開していく、という流れになってきています。再エネの課題は発電の不安定さですから、脱炭素の流れの中で、再エネを増やす、これはもう国策になっているので確実な流れですが、実はこの定置用蓄電池もセットで伸びてくる、こういう格好になってきます。なので、グリーン化ど真ん中ですね。
ただ、皆さん、思われたと思います。あれ、EVは行かないの?・・・
(続きは動画をごらんください)
エナシフTVの最新記事