自動車の生産台数、半導体不足が原因で年最大900万台の減少見込み ボスコンが分析 | EnergyShift

脱炭素を面白く

EnergyShift(エナジーシフト)

自動車の生産台数、半導体不足が原因で年最大900万台の減少見込み ボスコンが分析

自動車の生産台数、半導体不足が原因で年最大900万台の減少見込み ボスコンが分析

2021年8月に実施された戦略コンサルティングの米ボストン コンサルティング グループ(BCG)の分析によると、半導体不足による自動車の生産台数への影響は悪化しているという。BCGの試算によると2021年は通年で約700万~900万台の自動車の生産ができない見込みだと日経クロステックは報じた。

ほとんどの地域で半導体不足の影響が拡大しており、自動車の生産台数は、半導体不足の影響で2021年第1四半期(Q1)が140万台減、第2四半期(Q2)は260万台減となった。新型コロナウイルスの影響に加え、気候変動による米国テキサス州での大規模停電などが生産台数減少に拍車をかけた。

9月2日には、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が、北米の8工場の一時停止を明らかにするなど、自動車業界への半導体不足の影響は深刻だ。

半導体不足の主な原因として、新型コロナウイルス感染再拡大により工場が停止し、サプライチェーン(供給網)の世界的な混乱が起こっていること、加えて世界の半導体の発注から納品までにかかる時間(リードタイム)が伸びていることが挙げられている。

情報通信(IT)専門調査会社サスケハナ・ファイナンシャル・グループの調査によると、リードタイムは今年7月には20.2週間と、6月から約8日間伸びており、半導体生産キャパシティーは伸びているものの、今後も解消には時間がかかる見込み。

BCGによると、半導体の全体需要に見合う供給量が回復するのは、2022年の後半と予想しており、当面は見極めが必要と主張している。

EnergyShift編集部
EnergyShift編集部

EnergyShift編集部