1月12日、日産は、AI技術を活用して再生可能エネルギーの安い時間帯に電気自動車(EV)を充電する実証実験を福島県浪江町で開始すると発表した。
再生可能エネルギーは、気象状況による電力需給の不均衡が課題だが、EVを蓄電池として利用し、さらに、EVの充放電を自立的に行うシステムを組み合わせることで、再生可能エネルギーの有効利用と系統電力の安定化を図る。
実証実験は、浪江町にある商業施設「道の駅なみえ」が保有する、RE発電設備および、PCS(パワーコントロールシステム)と浪江町の公用車であるEV「日産リーフ」を使って行われる。
PCSに搭載された日産の充放電制御システムが、EVのバッテリー残量や使用パターン(走行距離、出発時刻など)を考慮し、また「道の駅なみえ」の電力使用状況に応じて、充放電を行う優先車両を決め、必要なタイミングで充放電する。
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