戸田建設は11月25日、RE100に適合する再生可能エネルギー電力(RE100電力)の導入を促進するため、地域毎に新電力会社を選定し、他企業へ電力を販売するサービス「とだ電気」を開始したと発表した。
同社が使用する電力と合わせて大量に調達するため、顧客は長期的・安定的に電力を購入することが可能になる。また、着工から竣工まで有期の工事現場にRE100電力を調達し続ける効率的な体制を構築。顧客の脱炭素に向けた取組みを支援する。
同社は、RE100で宣言している事業運営に使用する電力に対するRE100電力導入率を2040年までに50%、2050年までに100%にする目標をかかげている。2019年1月にRE100イニシアチブに加盟し、事業所や工事現場で使用する電力は、RE100に適合するRE100電力を順次採用している。2020年度のRE100電力利用量は17,261MWhで、同社の総電力消費量の約28%となった。
目標を前倒しで達成できるように全社的に取り組みを加速している。
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