丸紅、使用済みEV電池の二次利用を通じた蓄電池事業に参画 | EnergyShift

脱炭素を面白く

EnergyShift(エナジーシフト)
EnergyShift(エナジーシフト)

丸紅、使用済みEV電池の二次利用を通じた蓄電池事業に参画

丸紅、使用済みEV電池の二次利用を通じた蓄電池事業に参画

2021年10月18日

10月18日、丸紅は、米国・カリフォルニア州にて使用済みEV電池を用いた系統向け蓄電池の事業開発を行う米スタートアップ企業、B2U社へ出資したと発表した。

現在、世界中のEV普及に伴い、使用済みEV電池が急増しており、この使用済みEV電池の再利用およびリサイクル処理による資源の有効活用が大きな社会課題となっている。

今回丸紅が出資したB2U社は、EVで使用した蓄電池を効率的に定置型へ二次利用するコンテナ型蓄電池の開発を行っている。B2U社の独自開発技術により、使用済みEV電池を解体・再検査・再梱包せずに、定置型として安価で容易な二次利用が可能になるという。

発表の中で丸紅は「B2U社への出資を通じて、カリフォルニア州における再エネ目標の達成、および電力の安定供給に寄与し、循環型社会に貢献していく」と述べている。

丸紅は今年2月にも北米最大手電池リサイクル業者であるRetriev Technologies Incと戦略的パートナーシップを締結しており、リチウムイオン電池の二次利用事業を進めている。

関連記事
インタビュー:卒FIT向けのバリューチェーン構築を目指す、丸紅ソーラートレーディング
丸紅、EV用リチウムイオン電池の循環型ビジネス構築へ 米最大手電池リサイクルRetriev Technologiesと
丸紅、次世代蓄電技術を有するエストニア、スケルトン・テクノロジーズに出資 日本、アジアでの顧客獲得目指し

EnergyShift編集部
EnergyShift編集部

EnergyShift編集部

ニュースの最新記事