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日立建機とABBが提携、鉱山機械の脱炭素化を実現する「ネット・ゼロ・エミッション・マイニング」で

日立建機とABBが提携、鉱山機械の脱炭素化を実現する「ネット・ゼロ・エミッション・マイニング」で

EnergyShift編集部
2021/03/30

日立建機とスイスのABBは2021年3月30日、鉱山機械からの温室効果ガスの排出量実質ゼロに貢献する「ネット・ゼロ・エミッション・マイニング」の実現に向けて、協力関係を構築するための覚書を締結したと発表した。

今回の覚書に基づき、日立建機とABBは両社の知識を共有し、鉱山機械に関連する温室効果ガスの排出量を削減するソリューションを市場に投入するため協力していく。具体的には、日立建機が提供するダンプトラックや超大型油圧ショベルに、ABBが鉱山採掘事業向けに提供する電動化や自動化、デジタルソリューションを適用する機会を検討していくという。

両社のソリューションを組み合わせることで、鉱山現場の効率性と拡張性を高め、CO₂の削減と持続可能な社会の実現に貢献することを目指すとしている。

日立建機 執行役専務マイニング事業本部長 石井 壮之介氏は「世界の多くの鉱山事業は、依然としてエネルギー集約型であり、現在の産業プロセスの多くは温室効果ガスを大量に排出しています。気候変動は社会やコミュニティに影響を与え続けています。今回の協業を通じて、鉱山現場における環境負荷を軽減するソリューションを提供することが、私たちのビジョンです。私たちは、鉱山業界向けに環境に配慮した技術やシステムの導入を継続する中で、ABB社と協力できることを嬉しく思います」と述べている。

ABBプロセスインダストリ事業部長Joachim Braun氏は、「温室効果ガスの排出量を削減する新たな技術は、エネルギー集約型の鉱業を変革し、より生産性を高めるだけでなく、持続可能な未来を実現することができます。私たちは、鉱業における何十年もの経験と、世界トップクラスの電動化・自動化・デジタルソリューションを活用し、巻き上げ機や磨鉱機、コンベア、車両に至るまで、電動化とデジタルソリューションが完全に統合された鉱山現場を実現します」と述べた。

日立建機がABB社と「ネット・ゼロ・エミッション・マイニング」に関する覚書を締結