3月29日のエナシフTVでは、「【第二章】再エネ賦課金が上がるからくり これからの賢い電力調達」と題してゆーだいさんが前日に引き続き、2021年度の賦課金に関して、再エネ賦課金がなぜ上がったのか、今後どうなるのか、賢い主体はどう立ち回ると思われるのかを解説していました。
(ゆーだい)この冬、LNG不足とかで電力市場が不安定になったじゃないですか。それで各所に負担が増えたと。で、すごい単純化すると、じゃぁ、そういうこともあるので、再エネ賦課金にそこの部分、上乗せしますね、とそういう話です。
もちろん、電力は全体でみないといけないですが、これ、火力由来の話なんですよ。
しかもですね、コロナ禍で燃料代、こちらは世界的に安くなっていると言われています。その部分もあって再エネが増えることで回避できる燃料分の単価は下がった計算をしているようにも見受けられます。
で、じゃぁ、ですよ、それで普段の電気代の内数に入っている燃料代も本当は安くなるはずですよね。となると先ほどお伝えした燃料調整額で電気代下がるところが出てくるわけです。でも、そこと再エネ賦課金、本当は連動するはずなのに、あたかも再エネの負担が増えているように、設計上なっているわけです。
数字が明らかに出ていますが、再エネ買取費用、今年下がっていますからね。ここはちゃんと、国民負担の内訳を説明せちゃならん、というところです。
しかもですよ、再エネ賦課金はさっきもお伝えしたように、電気料金の上乗せ分が明確に分かるのに、火力のところは、燃料調達の基準料金は、ブラックボックスとなって、電気代の中の内数として最初っから計算されている、と。
う~む、これって偏ってない?と個人的には思います。まぁ、そもそも費用先送りしたこと自体も含めて設計は良くないとも思いますが。
で、今後どうなるのか、ここを見ていきましょう・・・(続きは動画をごらんください)
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