Amazonと仏系エネルギー大手が、再エネとDXで戦略的コラボレーション | EnergyShift

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Amazonと仏系エネルギー大手が、再エネとDXで戦略的コラボレーション

Amazonと仏系エネルギー大手が、再エネとDXで戦略的コラボレーション

2021年7月29日、フランス系でかつて石油メジャーだったエネルギー大手のTotalEnergies(旧Total)とAmazonは、再生可能エネルギー供給とデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速で戦略的コラボレーションを行うことを発表した。これにより、TotalEnergiesは、再生可能エネルギー100%での事業展開を進めているAmazonの取り組みを支援する一方、AmazonはTotalEnergiesのDXの加速を支援する。

再生可能エネルギーについては、次のようになっている。TotalEnergiesとAmazonは、米国および欧州で発電容量474MWの再生可能エネルギーについてのPPA(電力購入契約)について署名。また、中東およびアジア太平洋での協力も拡大していく。さらにTotalEnergiesは蓄電池によるサービスを供給し、Amazonは2030年まで再エネ100%、2040年までにCO2排出量をゼロにする計画を支援していく。

DXについては、次のような方針だ。TotalEnergiesのシステムについては、Amazon Web Services(AWS)を主要なプロバイダとしてクラウドへの移行を加速していく。これにより、TotalEnergiesが顧客に提供するサービスについて、速度、信頼性、革新性などを高めることが可能となる。DXによって、エネルギーのサプライヤーとして競争力を高め、2030年までに再エネ100GWを供給するという目標に寄与させていくということだ。

TotalEnergiesのGas,Renewable &Power部門長のStéphaneMichel氏は、「TotalEnergiesは、事業の炭素排出量を削減し、世界中で同じことを行うように顧客をサポートすることに深く取り組んでいます。この契約に署名することで、Amazonとのこの重要なコラボレーションを開始し、カーボンニュートラルへの道のりに同行できることを誇りに思います。また、AmazonとAWSを利用して、デジタル化の速度、規模、進歩の飛躍的な変化を促進しています」と述べている。

また、AWS StrategicIndustriesのバイスプレジデントであるKathrinBuvac氏は、「革新的なクラウドテクノロジーでTotalEnergiesと協力して、炭素排出量の削減を推進し、新しい再生可能エネルギー源を提示することは、大きなチャンスです。このコラボレーションは、TotalEnergiesのクラウドへの移行を加速するだけでなく、100%再生可能エネルギーで業務を強化するというAmazonの取り組みにも貢献します」と述べている。

再エネメジャーを目指すTotalEnergiesとAmazonの組み合わせは、最強のGXとDXの組み合わせの1つになるといえるかもしれない。

EnergyShift編集部
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