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日本初、Jパワーが褐炭由来水素を利用したドローン飛行デモを実施

日本初、Jパワーが褐炭由来水素を利用したドローン飛行デモを実施

9月8日、Jパワーが、褐炭由来の水素を利用した燃料電池発電デモと水素燃料電池ドローン飛行デモを実施した。試験は神奈川県茅ケ崎市の研究施設で実施され、報道陣に公開された。

「褐炭」は輸送が困難なことから利用先が限定されている低品質な石炭である。今回利用された水素は、同社が水素製造の分野で参画している「豪州褐炭水素実証プロジェクト」において、豪州で褐炭から製造され空輸したものだ。「豪州褐炭水素」を利用した試験の公開は国内初となり、燃料電池等で利用できる品質であることが証明された。

褐炭水素プロジェクトは、2020年4月に開始され、豪州の大手エネルギー会社AGLエナジーと、川崎重工業、Jパワー、岩谷産業、丸紅、住友商事が参画している。

「褐炭」を利用した水素を豪州ビクトリア州で製造・貯蔵・輸送し、日本国内における水素エネルギー利用までをサプライチェーンとして構築するための技術開発と実証が行われてきた。

燃やしてもCO2が発生しない水素は世界の水素産業の発展において重要な役割を果たすことが期待される一方、現在の水素価格は1立方メートル当たり100円程度で、製造コストの高さが指摘される。Jパワーの担当者は2030年には今の3割程度まで押し下げたいと話している。

次世代エネルギーである水素を原材料として活用する動きが一層高まっている。

EnergyShift編集部
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