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ENEOSホールディングス、ウニを効率的に育て、藻場を再生 ブルーカーボンによるCO2削減目指す 蘭・ウニノミクス社と協業

ENEOSホールディングス、ウニを効率的に育て、藻場を再生 ブルーカーボンによるCO2削減目指す 蘭・ウニノミクス社と協業

EnergyShift編集部
2021/04/01

ENEOSホールディングスは3月30日、海藻や水中生物などが大気中のCO2を吸収・固定化する「ブルーカーボン」への貢献を目指し、国内外でウニの畜養事業を展開するオランダのUrchinomics BV(ウニノミクス社)と協業すると発表した。両社はウニを効率的に育て、藻場を再生させることで、ブルーカーボンによるCO2削減量の増加を目指す。

近年、増えすぎたウニによる海藻の食害を原因として、海洋の浅瀬における砂漠化である「磯焼け」が進行している。しかも、これらのウニは飢餓状態で身入りがないため、捕食者からも人間からも価値がなく放置されている状況が発生している。

浅瀬の藻類は小魚などを育む海洋生態系の基礎となっているとともに、膨大なCO2吸収も担っていることから、世界各地でその対策が急務となっている。

浅瀬の藻場には、海に吸収された大気中のCO2が海底や水中生物などに、いわゆる「ブルーカーボン」として貯留されることから、高効率なCO2の吸収・固定に貢献すると注目されている。

藻場の再生に関しても、低炭素社会へ寄与するものと期待されている。

ENEOSとウニノミクス社による協業では、ウニノミクス社が確立した磯焼け状態の海で採取したウニを効率的に畜養する循環型ビジネスモデルにより、藻場の回復・造成を行い、ブルーカーボンによるCO2削減を目指す。4月より商業生産を開始する株式会社大分ウニファームを皮切りに、日本全国ならびに海外においても、商業生産拠点を順次展開していく予定だ。

なお、協業にあたり、ENEOSの100%子会社であるENEOSイノベーションパートナーズとウニノミクス社との間で出資契約を締結した。

ENEOSは、「海洋との親和性の高い洋上風力発電などすでに展開している事業へもブルーカーボン推進事業によって蓄積した知見を活用し、今後も多様なビジネスパートナーとサステナブルな海洋開発に寄与していくことを目指します」とコメントしている。

ウニ畜養事業を通じたブルーカーボン事業推進に向けた協業について

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