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グリーンパワーインベストメントら5社、国内初の洋上風力発電の余剰電力による水素製造および利活用に向けた調査事業を開始

グリーンパワーインベストメントら5社、国内初の洋上風力発電の余剰電力による水素製造および利活用に向けた調査事業を開始

7月28日、株式会社グリーンパワーインベストメント(以下、GPI)ほか5社は、2021年度「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/水素製造・利活用ポテンシャル調査」へ応募し、委託事業の採択を受けたと発表した。

この調査は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が、石狩市、札幌市、一般社団法人石狩環境エネルギー産業推進会議の協力のもと公募したもの。

NEDOは再生可能エネルギーから製造した水素や海外産水素、副生水素などをコンビナートや港湾、工場などで大規模に利活用するモデルを創出していくことを目的に、14件の調査・技術開発テーマを採択しており、本調査はその一つだ。

カーボンニュートラルの実現に向け、洋上風力は今後大量導入が期待される。特に北海道における導入拡大はその鍵となるが、道内電力系統および需給事情から、系統に流すことができない余剰電力が相当量発生する。

本調査は、その余剰電力を水素製造に活用することで、道内および国内各地での再エネの導入拡大に寄与することを目的としている。

具体的には、GPIが北海道の石狩湾新港で建設中の洋上風力発電所から発生する余剰電力を活用した水素製造を見据え、「大規模洋上風力発電所」「大規模蓄電池」「水電解装置」の一体的な運用による効率的な水素製造(地産)、石狩市・札幌市等の地元地域での水素利活用(地消)、並びに北海道内・道外との水素輸送について、技術・経済・制度等の課題を抽出する。

各社の役割は以下の通り

(1)株式会社グリーンパワーインベストメント

調査全体の取りまとめ、水素製造に用いる余剰電力量の推計、石狩市・札幌市及び周辺地域におけるモビリティ・建物等への水素利活用ポテンシャル調査、水素利活用トータルシステムの実現性調査

(2)北海道電力株式会社

火力発電所での水素利活用ポテンシャル調査

(3)日鉄エンジニアリング株式会社

水素製造設備の検討、水素製造量シミュレーション

(4)井本商運株式会社

北海道外との水素輸送方法の検討(内航船輸送)

(5)エア・ウォーター株式会社

北海道域内における水素輸送方法の検討

(6)京セラコミュニケーションシステム株式会社

データセンターにおける水素利活用の検討

EnergyShift編集部
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