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日立製作所、英国でサブスクリプション型バッテリー提供を開始

日立製作所、英国でサブスクリプション型バッテリー提供を開始

2021年11月05日

日立製作所の英国事業統括会社日立ヨーロッパは、英国最大のバス事業者である英国ファースト・バス社と戦略的パートナーシップ契約を締結した。

今回のパートナーシップを通じて、同社のグラスゴー地域のEVバスに向け、「サブスクリプション型バッテリー」や「スマート充電ソリューション」を提供。今後18ヶ月間で148台のEVバスにこれらのサービスを提供し、脱炭素化を支援する。

今回のプログラムのひとつであるバッテリー提供は、サブスクリプション形式での提供になる。バッテリーの最低限の状態を保証し、最適な交換時期を通知することで円滑な運用がおこなえるようにする。

スマート充電ソリューションでは充電スタンドにテレマティクス(通信)サービスを提供。充電スタンドとその充電状況をリアルタイムに提供し、遠隔充電を可能にし、どの車両がどの充電器に接続されているかを可視化。各バスの充電に要する時間を管理することができる。さらに電力需要のピーク時に過剰に充電しないようにするなど、電力需要とコストバランスも管理できる。

また、脱炭素化プログラムを2社は共同で推進する。英国ファースト・バスの主要車両基地であるカレドニア・デポ向けの太陽光パネルや蓄電ソリューションなどの低炭素技術を共同で設計。将来的にはファースト・バス社の発電・消費だけでなく、他の車両事業者向けにも再エネによる充電ハブを提供することを目指す。

日立製作所は英国グラスゴーで行われているCOP26のプリンシパル・パートナー。

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EnergyShift編集部
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