東京ガスやアサヒグループホールディングス、いすゞ自動車、オリンパス、東芝など15社は2021年3月9日、カーボンニュートラルなエネルギーの普及拡大を目指して、「カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス」を設立した。
カーボンニュートラルLNG(CNL)とは、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、燃焼させても地球規模ではCO2が発生しないとみなすLNGのこと。
東京ガスが2019年に輸入を開始し、カーボンニュートラル都市ガスとして日本で初めて供給を開始していた。
CNLバイヤーズアライアンスは、持続可能な社会の実現に向け、CNLを調達・供給する東京ガスと購入する14社が一丸となり、CNLの普及拡大とその利用価値向上の実現を目的として設立した。
カーボンニュートラルなエネルギーの選択は、気候変動対策やSDGsへの貢献、ESG企業経営に直結する重要なソリューションの一つとなる。
アライアンス参画各社は、2050年の「カーボンニュートラル社会の実現」に貢献することを目指し、CNLを世の中に広く認知させるとともに、投資機関による評価向上や国内各種制度における位置づけの確立に向けて取り組みを推進していく。
アライアンスに参画した15社は次の通り。
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