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山形県で教育事業を応援するPPAモデル提供開始

山形県で教育事業を応援するPPAモデル提供開始

2021年08月11日

山形県鶴岡市のヤマガタデザイン株式会社は、株式会社FDと共同で、再エネ(太陽光)と教育を組み合わせた課題解決モデルの創出に向けて「街づくり包括連携協定」を7月27日に締結したと発表した。

これに基づき、2020年8月からヤマガタデザインが提供してきた「ソライでんき」に新しく、「ソライでんき PPAモデル」の提供をはじめる。

ソライでんき PPAモデルとは、子育て教育環境の向上を応援したい企業の屋根に、FDが太陽光発電設備を無償で設置、発電した再エネ電力を20年間販売し、同社が売上の一部を教育還元に活用するというものだ。

教育事業を応援するPPAモデルの提供は全国で初めてだという。

具体的な教育還元計画は、同社が運営する児童教育施設「キッズドームソライ」のコンテンツの充実化や外部講師の招聘などに活用する予定とのこと。また、県内の高校生のデジタル人材育成プロジェクト「やまがたAI部」の活動をスポンサードするなど、地域内の教育事業のサポートにも活用するという。

今回の協定締結について、FD代表取締役の鈴木政司氏は、「再生可能エネルギーの活用の可能性を広げるため、「オフサイト自己託送」など様々なアイディアを発案・実行をしている弊社のノウハウを活かし、全国に波及できるモデルづくりに挑戦していく」とコメント。

ヤマガタデザイン代表取締役の山中大介氏は、「日本において地域課題は山積しているが、特に今回のエネルギー及び教育の分野は喫緊の課題。ソライでんきPPAモデルの普及が、地域課題解決の一助となり、日本社会と子どもたちの未来を明るく照らすと確信している」とコメントした。

EnergyShift編集部
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