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関西電力ら、バイオマス燃料輸送に電気推進船を導入

関西電力ら、バイオマス燃料輸送に電気推進船を導入

2021年12月15日

12月14日、上組、関西電力、e5ラボは、バイオマス発電所で使う木質ペレットの輸送に、電気推進船を導入すると発表した。

今回の電気推進船導入は、近年、課題となっているサプライチェーン全体におけるゼロカーボン化に向けた取組みの一つ。

導入する電気推進船は、全長71.89mで大きさは499総トン。小型発電機と大容量蓄電池を備え、停泊時の積荷・荷揚げ等の作業は蓄電池に貯めた電気を使用し、運行時のCO2排出量を従来のディーゼル船と比べて最大50%削減できる。

バイオマス燃料を輸送する貨物船として電気推進船を導入するのは世界初で、2023年5月から運航開始を予定している。

 

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EnergyShift編集部
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