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三井物産、三井石油開発株を追加取得

三井物産、三井石油開発株を追加取得

2021年12月06日

三井物産は12月2日、三井石油開発の株式を716億円で追加取得すると発表した。

経済産業省が今年10月27日付で実施した三井石油開発株式の同省持分(20%相当)の公開入札で株式を落札しており、株式売買契約を結んで取得する。

三井物産は、同社の既存持分と三井石油開発の追加株式分を合わせ、約94%を保有する株主になる。水素やアンモニアなど次世代エネルギー事業を強化するために、完全子会社化も視野に入れている。

三井石油開発は、1969年に設立されて以来、タイ沖事業を中心に世界各地で探鉱・開発・生産事業を展開してきた。三井物産と共に地熱発電事業の拡充や二酸化炭素回収・有効利用・貯留事業(CCUS事業)や、CCUSによるクリーン燃料水素事業、クリーン燃料アンモニア事業への領域拡大に取り組む。

三井物産によると、追加取得影響は2022年3月期の連結業績予想には織り込んでいないが、「影響は軽微」という。

 

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