実質200万円の軽EV 日産・三菱自が22年初頭に国内発売 | EnergyShift

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実質200万円の軽EV 日産・三菱自が22年初頭に国内発売

実質200万円の軽EV 日産・三菱自が22年初頭に国内発売

2021年08月30日

8月27日、日産自動車と三菱自動車は、合弁会社NMKVで企画・開発している軽自動車サイズのEV(電気自動車)を2022年度初めに国内で発売すると発表した。

本体価格から国の補助金を差し引いた実質的な購入額は約200万円からとなる見込み。同軽自動車EVは、通常のガソリン軽自動車では味わえない力強い加速、滑らかな走り、そして高い静粛性を兼ね備えたモデルとなっている。さらに、あらゆるリスクをドライバーに知らせてくれる運転支援技術を始め、様々な先進技術を搭載するという。

三菱自動車は、2009年6月に世界初の量産電気自動車として「アイ・ミーブ」を発売。以来、「ミニキャブ・ミーブ」、「ミニキャブ・ミーブ トラック」と軽商用EVもラインアップしてきた。

日産自動車は、ゼロ・エミッション車のパイオニアとして、これまでに全世界で50万台以上、日本国内では15万台以上のEV「日産リーフ」を販売している。

今回発売予定であるモデルのバッテリーの総電力量は、日産のEV「リーフ」の低価格モデル(40kWhグレード)の半分となる20kWh。日常で使用できる航続距離を十分に確保するとともに、EVバッテリーに蓄えた電気を自宅へ給電するなど、非常用電源としても利用できる給電機能も備える。

同モデルは国内のEVでは低価格となり、EV普及を後押しすることが予想される。

EnergyShift編集部
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