通信教育大手のベネッセコーポレーションは脱炭素にもチャレンジする。2030年までにグループ企業から排出する温室効果ガスを2018年比36.2%削減し、2050年までに実質ゼロを目指すという。5月28日には、パリ協定に整合する温室効果ガス削減目標を設定した企業を認定する、国際的なイニシアチブ「SBT」を取得したと発表した。
ベネッセコーポレーションは5月28日、パリ協定で定められた温室効果ガス削減目標に整合する目標を設定した企業を認定する国際的なイニシアチブ「SBT」を取得したと発表した。
ベネッセは2030年に自社グループが排出するCO2を2018年比で36.2%削減し、取引先などサプライチェーン含めたCO2排出量は14.8%削減する目標を掲げている。そして2050年には自社グループのCO2排出量を実質ゼロとし、サプライチェーン全体では39.4%の削減を目指している。
実現に向けて、ベネッセ・ロジスティクス・センターへの太陽光発電の設置や、働き方改革による賃貸オフィス面積の5割削減による電気使用量の4割削減などに取り組んでいく。
SBT認定を受ける日本企業は増加しており、100社に迫る勢いだ。
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