東洋紡は2021年3月11日、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた戦略策定と推進を目的として、「カーボンニュートラル戦略検討会議」および「カーボンニュートラル戦略検討クロスファンクションチーム」を、2021年4月1日付で設置すると発表した。
近年、地球温暖化に伴う気候変動の影響が顕在化する中、東洋紡グループでは地球温暖化・気候変動を事業活動の継続に関わる大きなリスクの一つと認識し、2050年度までに温室効果ガスの排出量をネットゼロ(実質ゼロ)とする「カーボンニュートラルの実現」を目標に掲げている。
カーボンニュートラルの実現に取り組むにあたり、今後新設する「カーボンニュートラル戦略検討会議」により、以下の3つの視点から同社グループの戦略とマイルストーンを策定する。
そして、長期的な目線から部門の垣根を越えた活動を進めるため、全社横断的に組織される「カーボンニュートラル戦略検討クロスファンクションチーム」により、イノベーションの促進、アライアンスの推進、研究開発の加速、新たなソリューションビジネスの創出など、実質的な施策の検討・実施を進めていく。
東洋紡は、「当社グループは、今後も事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献するため、サステナビリティを根幹に据えた経営を推進していきます」とコメントしている。
プレスリリース:カーボンニュートラル実現に向けた推進体制を構築
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