コスモグループのコスモ石油マーケティングは4月7日、サービスステーションセルフピュア新宿中央において使用する電力を100%再生可能エネルギーに転換するとともに、CO2フリー電力を用いた電気自動車(EV)用急速充電器の運用及びEVカーシェアリングの提供を開始した。
コスモ石油マーケティングは、世界的な脱炭素化社会へのシフトをはじめ持続可能な社会の実現に向け、EVの普及が加速するとの長期的な環境認識に基づき、第6次連結中期経営計画Oil &Newのもと、EVを軸とした新たなモビリティサービスの創出を進めている。
EVの普及加速に向けた具体的な取組みとして、2020年6月には、東京電力ホールディングスなどが出資するe-Mobility Powerとの連携により、コスモ系列サービスステーション(SS)へのEV用急速充電器の設置及び関連サービスの開発を推進してきた。
今回、新たな試みとして、SSセルフピュア新宿中央において使用する電力をコスモエネルギーホールディングスの100%子会社であるコスモエコパワーの風力発電由来の実質CO2フリー電力に転換するとともに、実質CO2フリー電力を用いたEV用急速充電器の運用及びEVカーシェアリングの提供を開始した。
また同時に、風力発電由来の実質CO2フリー電力「コスモでんきビジネスグリーン」の供給もスタートさせた。
提供サービス概要
コスモ石油マーケティングとe-Mobility Powerは、今後さらに急速充電器を設置するSSを拡大する計画だ。また、今回始めた実質CO2フリー電力によるEV充電サービスや、充電器を備えたSSでのEV車を含むカーシェアリング事業等に関して、「可能性をしっかりと検証し、サステナブルな社会を支えるモビリティサービスの開発につなげ、今まで以上にお客様に対して多様で便利な、そして人と地球にやさしいカーライフ価値を提供してまいります」とコメントしている。
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