8月20日、株式会社JERAは、インドネシアのパイトン・石炭火力IPP事業の同社が保有する株式(事業権益の約14%に相当)を全て売却したと発表した。
売却先はインドネシアで原油・天然ガスの開発や電力事業を手掛けるメドコ社。
今回売却された事業は、パイトンⅠは1999年、パイトンⅢは2012年に運転を開始した。パイトンⅠが123万kW、パイトンⅢが81.5万kWの発電容量を持つ石炭火力発電事業だ。
同社は発表の中で、今後も保有する資産の売却や売却後の資金を活用した再投資により、ポートフォリオを入れ替えることで、事業環境の変化に合わせた最適な資産構成を実現し、収益の拡大を目指すと述べている。
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