8月26日、東京海上グループは2020年度においてカーボン・ニュートラルを達成したと発表した。
同社はこれまで、グループ全体の環境負荷削減とカーボン・ニュートラル実現に向け、省エネ・エネルギー効率化、マングローブ植林によるCO2吸収・固定、グリーン電力等の自然エネルギーの利用、カーボン・クレジット(排出権)の償却を推進してきた。
その結果、2020年度のグループ全体の事業活動により生じるCO2排出量を、マングローブ植林および自然エネルギー利用によるCO2固定・削減効果で相殺し、カーボン・ニュートラルを達成したという。
同社は2013年度から毎年カーボン・ニュートラルを達成しており、今回で8年目となる。
また、同社子会社である東京海上日動火災保険株式会社は、2009年度から12年連続で国内の事業活動においてカーボン・ニュートラルを実現している。
対象範囲 | 同社および連結子会社(国内・海外)における事業活動全般 |
対象活動 | スコープ1:ガス・ガソリンなど スコープ2:電気など スコープ3:紙使用量など |
CO2排出量 | 89,894トン (スコープ1:13,163トン、スコープ2:53,977トン、スコープ3:22,754トン) |
CO2吸収・固定・削減量 | 123,531トン (マングローブによる吸収・固定:120,000トン、グリーン電力証書:3,531トン) |
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