損保ジャパンとSOMPOリスクマネジメントは、海洋再生可能エネルギー普及を支援するための商品「潮流(海流)発電包括保険」の販売および海洋再生可能エネルギーに係るリスクマネジメントサービスの提供を開始すると発表した。
日本政府は2050年までにカーボンニュートラルを目指しているが、とりわけ、日本は海洋国であることから、海洋再生可能エネルギーの大きなポテンシャルを有しており、一年中安定した発電が見込まれる潮流(海流)発電に関して恵まれた自然条件下にあり広く普及が期待されている。
その潮流発電の導入には、海洋工事特有のリスクの軽減と、安定した事業運営の実証が重要になる。
そうした背景から損保ジャパンとSOMPOリスクマネジメントは、海洋のさまざまなエネルギー(海流、潮流等)による発電技術の実用化に向けた取組みや挑戦を保険およびリスクマネジメントの観点から支援するため、今回のリスクマネジメントサービスを開発した。
潮の運動エネルギーを使い、ブレードを回して発電する(出所:九電みらいエナジー)
発表の中で、損保ジャパンとSOMPOリスクマネジメントは、「海洋再生可能エネルギーの普及を促進することで、持続可能な社会の実現を目指す。引き続き、海洋再生可能エネルギー事業を取り巻くステークホルダーに対して、安心・安全・健康に資する最高品質のサービスの提供を目指して商品およびサービスの開発・提供を行っていく」と述べている。
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