豊田通商グループのエネ・ビジョンが熊本県八代市において2024年6月に建設・運営を目指す、発電出力75MWの木質専焼の「八代バイオマス発電所」について、中部電力および東邦ガス2社が出資することに合意した。
八代バイオマス発電所の建設・運営を目指すのは、エネ・ビジョンが設立した「合同会社くまもと森林発電」。くまもと森林発電に対し、中部電力および東邦ガス2社が出資することに合意し、3月16日、プロジェクトファイナンスによる融資契約を締結した。
くまもと森林発電は、熊本県八代市において、発電出力75MWの木質専焼の「八代バイオマス発電所」を建設・運営することを目的とした事業会社であり、2024年6月の運転開始を目指している。ファイナンスは、みずほ銀行をアレンジャー、日本政策投資銀行をコ・アレンジャーとする、プロジェクトファイナンスである。
八代バイオマス発電所の概要
所在地:熊本県八代市新港町二丁目3番地1
発電出力:75,000kW
想定年間発電電力量:約4.8億kWh(一般家庭約15万世帯分に相当)
燃料種別:木質ペレット、木質チップ(熊本県産の未利用間伐材等)
本工事開始予定:2022年4月
運転開始予定:2024年6月
出資会社:中部電力、東邦ガス、エネ・ビジョン
ファイナンス:みずほ銀行をアレンジャー、日本政策投資銀行をコ・アレンジャーとするプロジェクトファイナンス
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