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次期総裁に期待、再生可能エネ関連株が上昇

次期総裁に期待、再生可能エネ関連株が上昇

2021年09月07日

9月6日の東京株式市場では、自民党総裁選に出馬の意向を示す候補者が力を入れそうな政策の関連銘柄への物色が活発であったと同日に日経新聞が報じた。9月3日に菅義偉首相が不出馬を表明したことで次期総裁が誰になるのか注目が集まり、各候補者が打ち出す政策への期待が高まっている。

世論調査により「脱原発」と「脱炭素」の積極推進論者である河野太郎行政改革担当相が次期自民党総裁の有力候補に浮上し、6日の東京株式市場では再生可能エネルギー関連銘柄が個人投資家の買いを集め、大幅に上昇した。

6日に報道されたブルームバーグのマーケット速報によると、太陽光発電やバイオマス発電を手掛けるレノバは前週末比15%高、ソーラーエネルギーのウエストホールディングスは9%余り値上がりし上場来高値を更新。一方、脱原発の動きが強まるムードから、関西電力が2.7%安となるなど、原発関連銘柄は売られた。

世界的に脱炭素に向けた取り組みが加速しており、すでに日本国内の企業間でも再生可能エネルギーを活用する動きが強まっている。次期総裁選に誰が勝利しても再生可能エネルギー関連銘柄は、株式市場で重要なテーマとなる状況だ。

EnergyShift編集部
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