足利銀行は、8月6日(金)より、投資信託新商品の取り扱いを開始すると発表した。
イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンドという名称の今回のファンドの特徴は、
(1)世界の取引所に上場している株式から、主として脱炭素化社会実現に向けた取り組みやイノベーションに貢献する企業、あるいはその恩恵を受けることが期待される企業の株式に投資を行う。
(2)テクノロジー・イノベーションとクリーン・エネルギーに関連する企業の投資戦略に強みをもつ、アリアンツ・グローバル・インベスターズU.S.LLCが実質的な運用を行う。
(3)実質組入外貨建資産については、原則として対円での為替ヘッジを行わない。
の3点だ。投信会社は三井住友DSアセットマネジメント株式会社になる。
この新商品取扱開始の背景には、EUはもちろん、アメリカや中国をはじめとした世界がカーボンニュートラルの実現に向けて本格始動を始めたことがある。そうした市場の飛躍に連動し成長する企業を対象とした、脱炭素関連株式ファンドになる。
足利銀行は、これまでにも新築店舗への太陽光発電システムの設置や本店駐車場などへの電気自動車用充電スタンドの設置、太陽光発電支援融資の取扱いなど環境に配慮した様々な取り組みを行なってきた。
今後も投資信託商品のラインナップの充実をはかることで、利用者の幅広いニーズに的確に応えるとともに、SDGsの目指す持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進していくという。
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