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世界初、日本板硝子が水素で建築用ガラス製造に成功

世界初、日本板硝子が水素で建築用ガラス製造に成功

2021年9月3日、日本板硝子(NSG)は、英国の事業所において水素エネルギーを使った世界で初めてのガラス製造の実証実験を行い、建築用ガラスを製造することに成功したと発表した。

この実証実験は英政府がCO2削減のために英国北西部で推進する共同事業体HyNetプロジェクトの一環である。

実験は8月後半から3週間にわたり、グループ企業であるPilkington United Kingdom Limited社のグリーンゲート事業所(英国セントへレンズ)において行われた。

現在はガラス原料を溶かすために天然ガスや重油を使っており、CO2排出増大の要因になっているが、実験では天然ガスと水素という2つの異なる燃料間の切り替えをシームレスに行うことに成功した。

日本板硝子によると、これにより水素を使用した場合でも天然ガスと同様の優れた溶融性能を達成できること、ガラス溶融窯から排出されるCO2を大幅に削減できる可能性があることが証明されたとしている。

燃料を天然ガスから水素に切り替えることで、同グループのCO2排出量の過半を占める透明フロート板ガラスの窯を圧倒的に少ない排出量で操業することができるようになると言う。

ガラス製造はCO2高排出産業として知られる。同社はカーボンニュートラルの達成に向けた、より具体的な道筋を早期に示していきたいと強調している。

EnergyShift編集部
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