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積水ハウス、2023年以降の分譲マンショをすべてZEHに 「Race to Zero」にも参加

積水ハウス、2023年以降の分譲マンショをすべてZEHに 「Race to Zero」にも参加

2021年11月02日

10月29日、積水ハウスは、2023年以降に販売する分譲マンション「グランドメゾン」の全住戸をZEHに、全棟をZEH-M(ゼッチ・マンション)にすると発表した。

同社は、今後販売する物件のZEHおよびZEH-M比率を、2021年度は35%、2022年度は85%、そして2023年度には100%にすると計画しており、既に2021年度の新規着工案件はすべてZEH、ZEH-M基準をクリアする仕様となっている。

集合住宅では住戸単位で基準を満たす住戸ZEHと、住棟単位で基準を満たすZEH-Mの2種類の定義があるが、同社は、住戸におけるZEH Orientedと、住棟におけるZEH-M Oriented以上の基準を満たす集合住宅の普及を目指している。

同社は、これまで戸建住宅や賃貸住宅でZEHを推進してきたが、今後は分譲マンションも含めた全ての主要な建て方においてZEHを積極的に推進するという。

2019年に名古屋に建設した「グランドメゾン覚王山菊坂町」や、同年大阪に建設した「グランドメゾン上町一丁目タワー」がその例だ。

また、同社は、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局によるカーボンニュートラルを目指す国際キャンペーン「Race to Zero」にも参加しており、ZEHを始めとした事業全体の脱炭素化への取り組みを加速し、持続可能な社会の構築に貢献していくという。

EnergyShift編集部
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