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清水建設、賃貸用オフィスビルにグリーン電力の導入を開始 オフサイトPPAで

清水建設、賃貸用オフィスビルにグリーン電力の導入を開始 オフサイトPPAで

2021年12月07日

12月2日、清水建設は、同社保有の賃貸用オフィスビルにオフサイトPPAを活用した太陽光由来グリーン電力の導入を開始すると発表した。2022年4月より取り組みを開始する。

清水建設では、電力需給契約を締結している賃貸オフィスビル・物流施設の再エネ電力導入率を、2030年度までに100%にする計画をたてている。今回の取り組みはその一環で、オフサイトコーポレートPPAの活用は同社初。

清水建設、再エネ発電事業者のクリーンエナジーコネクト、小売電気事業者のスマートエコエナジーの3社間でPPAを締結し、クリーンエナジーコネクトが12ヶ所の低圧太陽光発電施設を建設し、発電される電力と環境価値を20年間にわたり、スマートエコエナジーを介して当該ビルに供給する。

今回のPPA適用対象物件は、秋葉原アイマークビル(東京都台東区)、飯田橋アイマークビル(東京都千代田区)、新橋アイマークビル(東京都港区)の3棟。

予定では、ビル全体の電力使用量の2~3割を本PPAに基づく供給電力でまかない、残りの使用電力はスマートエコエナジーが調達した再エネ電力や環境価値の供給を受ける。

清水建設は今後、オフサイト型だけでなく、同社保有賃貸物件の屋上等を活用したオンサイト型のコーポレートPPAなどにも取り組むという。

 

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