健康志向の高まりから、オーガニック食品を扱う飲食店や百貨店が増えてきました。少し前までは値段が高いものが多かった印象ですが、最近ではスーパーマーケットでも気軽に購入することができるようになりました。今回は、オーガニック食品を専門に扱う国内のスーパーをご紹介します。
目次[非表示]
食品に対して使われるオーガニックとは、化学合成農薬や化学肥料を使用しないことを基本として、環境への負荷が限りなく少ない農法です。水質汚染や土壌汚染、大気汚染から環境を守り、自然環境と生態系を支えています。また、健康・美容にも良い影響をもたらしてくれることから、老若男女問わず、需要が高まっています。
“新鮮な生鮮食品”と“日常使いできる価格”が人気を呼び、フランスを中心に、ヨーロッパで140店舗以上展開しています。「ビオ」とは、フランス語でオーガニック(有機)のこと。「ボン」はフランス語で「おいしい」「良い」という意味で、屋号の「ビオセボン」には「オーガニックっていいね」という想いが込められています。
2016年に日本初上陸1号店として、麻布十番店をオープン。「オーガニックっていいね」の気持ちをもっと身近に感じられるお店づくりをモットーに、店舗数を拡大しています。
全国各地の契約農家(約200軒)から、農薬や化学肥料を極力使用せずに育てた野菜を産地直送で仕入れています。新鮮な野菜・お米をはじめ、化学合成の添加物を使用していない商品を取り扱っています。
また、オーガニックスパゲッティやダージリンティ等、海外(イタリア・インド)まで直接出向き、品質を見極めたうえで、商社を一切通さずに最高級の有機食材を仕入れて販売しています。
https://www.shizensyoku-ff.com/
「安心・安全・健康』をテーマに、無添加食品、無農薬・有機栽培・国内産の原料を使った調味料や食材、お菓子、栄養補助食品などを扱う専門店です。原材料重視の素材本来の味を引き出すシンプルな調味、伝統製法、郷土食品、発酵食品にこだわり、おいしくて心と身体、環境にやさしい食品を提供しています。
また、食品だけでなく、お肌や環境にやさしい洗剤やスキンケア用品などの日用品も販売しています。
https://www.kodawariichiba.com/
創業から約50年間、無農薬や食品添加物が含まれていないオーガニック食品を提供し続けています。顔の見える生産地からの原材料確保、すなわち誰がどこでどのようにして作ったかのトレーサビリティー確保による安全性を追求していることが魅力です。
また、原材料の持つ栄養・風味をできる限り保持した商品開発をするために、新鮮で上質な原材料を確保し、化学調味料をはじめとする食品添加物を必要としない商品を開発しています。
創業以来「マクロビオティックの普及・啓蒙」を社会的使命とし、無添加・無農薬・遺伝子組み換え作物不使用の安全で体に優しい自然食品・健康食品・生活雑貨などを1700アイテム以上取り扱っています。
マクロビオティックとは、穀物菜食を中心とした、健康的に長く生きる為の食事法。商品を提供するだけでなく、料理教室などでマクロビオティックを体験する場を提供しています。
https://new.ohsawa-japan.co.jp/
市場で規格品外とされるB級品も含めた収穫物の「すべてを取り扱う」ことで値ごろ感ある価格を実現。生産者がつくった食材を、信頼できる工場において低コスト・無添加で「むだなく加工」することで、旬や季節を大切にした、手づくり感あふれる商品を提供しています。
日本の文化伝統を守り、昔ながらの製法でつくられた調味料をはじめ、ベジタリアンやマクロビオティックなど、豊富な品揃えも人気の理由です。
https://www.naturalhouse.co.jp/
大正2年に創業した江戸前の佃煮屋。海・山・畑の恵みといった原料をはじめ、調味料も厳選した国産素材を使用して佃煮・惣菜を作っています。もちろん、化学調味料、合成添加物は使用していません。
また、漁場や生産地に足を運び、作り手との対話を常に心がけ、安全で豊かな生産物を作る里海・里山を育む環境活動にも、積極的に参画しています。そして、自社商品に限らず、おいしくて安全な食品を食卓に届けたい。その想いからオーガニック食品を取り扱う直営店・遠忠商店を平成22年にオープンしました。
港区を中心に展開する麻布島崎屋は、「心身の美と健康に貢献する」をコンセプトに、農薬を一切使用しない自然食品や調味料など、希少な商品を多数取り扱っています。初めての方にも気軽に試せるようにと用意された、自然栽培の野菜を数種類詰め合わせたセットも人気です。
ほかにも、環境に配慮した生活雑貨などを販売しています。
創業数十年の老舗店から最近できたお店まで、日本にはたくさんのオーガニックスーパーがあります。通販サイトがあるところが多いので、ご自宅から遠くても安心してください。人と地球に優しいオーガニックな食品を積極的に選んでいきましょう。
サステナブルガイドの最新記事