インテリア商社のサンゲツは、環境配慮型の床材カーペットタイル「NT double eco」を11月4日に発売する。
この商品は、海に廃棄された漁網やカーペット廃材などをリサイクルした糸やタイルを採用しており、従来品と比べて二酸化炭素(CO2)排出量を約6割削減できる。
再⽣材⽐率は最⼤約49%を実現している。
また、価格は従来品と同等の価格水準に抑え、市場への浸透を図り、「脱炭素社会」「循環型社会」「⻑寿命化」の実現を目指すという。
今回の床材発売の背景には、現在⽇本の建設業界で、2050年カーボンニュートラル実現に向けて環境負荷低減への動きが加速しており、建設後の運⽤だけでなく、設計段階からCO2削減値を重視して低炭素建材が求められていることがある。
発表の中で同社は、「環境対応商品の開発を通じて、⻑期ビジョンに掲げる「サステイナブルな社会」の実現に貢献する」と述べている。
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