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ソフトバンクグループ、カーボンニュートラルの2020年度達成を発表

ソフトバンクグループ、カーボンニュートラルの2020年度達成を発表

2021年08月10日

ソフトバンクグループ株式会社は、同社の事業活動に伴う温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを2020年度に達成し、今後も継続的にカーボンニュートラルを達成していくと発表した。

同社の温室効果ガス排出の大部分はオフィスにおける電気使用で生じるものだという。そこで、同社は2021年1月に本社ビルを移転し、人感センサーで自動調光を行うLED照明や自動開閉ブラインドなどの省エネ対応の技術を導入。

また、屋上の太陽光パネルで発電した電気を使用するなど、電気使用量の削減および再生可能エネルギー由来の電力への転換を図っていた。

これらの取り組みにより同社は、温室効果ガス排出量を削減し、残る排出についてはカーボンオフセット制度を活用することで、カーボンニュートラルを達成したと発表。

同社は、「考えるのは、300年後の人と地球」というサステナビリティビジョンを定め、データセンターのエネルギー効率の改善やホワイトワークスタイルによる消費電力削減、ソーラーパネルの設置など事業活動における環境負荷の低減に取り組んでいる。

また、グループ全体での気候変動への対応として、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)のフレームワークに則り、リスクと機会の特定、シナリオ分析を進め、グループ全体での気候関連の目標を設定する予定だという。

本発表の中で同社は、「ソフトバンクグループは「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、引き続きESGの取り組みを強化し、持続可能性と企業価値の向上を目指していく」と述べている。

EnergyShift編集部
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