エネルギーテックベンチャーのアスエネは4月1日、シリーズAラウンドでインキュベイトファンド、 環境エネルギー投資、STRIVEを引受先とする第三者割当増資にて3億円を調達した。累計資金調達額は、2019年12月のシードラウンド調達額と合わせて3.75億円となった。
アスエネは、「次世代によりよい世界を」をミッションに、2020年5月末よりブロックチェーンを用いて再エネを証明するクリーン電力サービス「アスエネ」を提供している。「アスエネ」は、電気を使用する製造業の工場や企業の店舗・施設などにおいて、CO2排出量ゼロとコスト削減の両立、地産地消を実現するクリーン電力サービスだという。
プロダクトローンチから10ヶ月間で契約・受注数は毎月平均プラス約100%の成長率を記録し、全国6エリアで20以上の業界で導入され、急成長しているという。
今回調達した3億円は、人材採用・組織強化、システム開発、販促・広告費などに充てる予定だ。
アスエネは、「お客様の脱炭素化の更なる推進に向けて、ブロックチェーンなどの最先端技術の拡充、再エネ電源調達力と販売力の強化、新事業展開などを実現してまいります。これにより、日本の年間約11億トンのCO2排出削減に貢献すべく、脱炭素に取り組む企業にインセンティブを与える取組を加速させてまいります」とコメントした。
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