「電気代を抑えたい」という願望は全員が持っていることでしょう。さらに、最近叫ばれている環境問題の解決にもつながるともなれば望外の喜びです。最近では、そのどちらも叶える電化製品がさまざまなメーカーから販売されています。
今回は、SDGsの視点を持った家電の選び方から、おすすめの家電をご紹介します。家電の買い替えをご検討の方は参考にしてみてください。
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SDGsとは、貧困や飢餓、環境問題などの課題解決を目指した国際目標です。2015年9月に開催された「持続可能な開発サミット」で国連全加盟国の全会一致で採択されました。最近ではテレビなどでも頻繁に取り上げられるようになり、皆さんも耳馴染みがあることかと思います。
SDGsの目標を達成するためには、国や行政だけでなく、一般消費者も一体となって取り組むことが求められます。日々の生活の中にSDGsを取り入れることは難しいことではありません。むしろ、メリットの方が大きいといえるでしょう。今回は家電に着目して、これからの地球環境を守るためのポイントをご紹介していきます。
家電を選ぶ際には、省エネ性能に着目してみてください。省エネ性能の高い家電を選べば、当然電力の消費量も減らせるので、電気代の節約にもつながるという嬉しいメリットも。
具体的には、「省エネルギーラベル」を確認してください。省エネルギーラベルは主に4つの要素から構成されており、家電製品が省エネ基準をどの程度達成しているかを示しています。カタログや製品本体、包装など目立つところに表示されています。
「Airest」は、エアコンと空気清浄機を一体化した新構造により、業界で唯一、空気清浄機の基準を満たした家庭用エアコンです。本体内部へのホコリの侵入を従来機に比べ99%抑制するだけでなく、本体内部の湿度上昇も抑制するので、本体内部の汚れによる風量の低下を抑制し省エネ性能を維持することが可能です。
また、エアコンと空気清浄機を別々に購入する場合に比べて省資源かつ運転時の電気代も削減できる点が高く評価され、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「2020年度省エネ大賞」製品・ビジネスモデル部門において、最高位の「経済産業大臣賞(家庭分野)」を受賞しました。
「白くまくん」プレミアムXシリーズは、室内機に搭載している熱交換器自動掃除「凍結洗浄」とファン自動掃除「ファンロボ」に加え、業界で初めてエアコンの室外機の熱交換器を自動で掃除する機能を搭載しました。これにより、汚れによるエアコンの風量低下を抑え、エアコンの性能低下によるムダな電気代の発生を低減することに貢献します。
さらに、コンパクトなサイズの室内機(横幅800㎜以下)を採用しながら、高い省エネ性能を実現していることなども評価され、「2019年度省エネ大賞」製品・ビジネスモデル部門において、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。
床質や操作力に合わせてセンサーがパワーやブラシ回転数を自動でコントロール。[強]運転で掃除を続けた場合に比べて、消費電力量を最大で約75%節電できます。また、お掃除の途中でヘッドをしばらく動かさないと、操作停止を感知してパワーを抑制、さらに自動で停止します。
L150シリーズには、ムダを見つけて自動で節電してくれる「エコナビ」を搭載。3つのセンサーが使う人の行動や室温、水量を検知し、最適なエコをアシストします。これにより、従来のトイレと比較すると年間80%も電気料金のダウンに。
明るさセンサー、無信号電源オフ、無操作電源オフなど、テレビが自動で節電する便利な機能が充実しています。資源有効利用促進法の改正に伴い、日本工業規格(JIS)として制定されたJ-Mossのグリーンマークに対応。規制対象物質である鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリ臭化ビフェニール)・PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)の特定化学6物質含有率を全て基準値以下に抑えました。
省エネ家電は、環境への負荷を減らせるため、環境保護につながります。さらに電気代が節約できるという嬉しいメリットもあるので、思い切って古い家電を買い替えてみることを推奨します。今回ご紹介したもの以外にも、省エネ性能に優れた電化製品はさまざまなメーカーから発売されています。
地域によっては、省エネ家電への買い替えを促進するための補助金やキャンペーンが行われていることもあるので、チェックしてみましょう。持続可能な地球環境を守るためにも、日々の生活を見直すことが求められています。
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