新しいエネルギーの世界には「CDO」が必要だ 鍋島勢理 CDO Club Japan

EnergyShift編集部
1ヶ月前
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CDO(Chief Digital Officer=最高デジタル責任者/ Chief Data Officer=最高データ責任者)と呼ばれる人たちが世界的に注目されている。経営陣の意思決定にデジタルと消費者データ、双方の動向を横断的に取り入れる新しい領域の統括責任者で、日本にはまだ50人ほどしかいないとされる。 CDO Club Japanは、2017年に日本でのCDOの育成と認知度の促進を目的に設立された。理事の一人である鍋島勢理さんは、特に、電力・エネルギー業界におけるCDOの重要性を理解し、同業界にデジタルの新風を吹き込もうと奮闘している。彼女がCDOの育成に力を入れる理由と、CDOによってもたらされる電力業界のデジタル変革について聞いた。

みんなのコメント

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澤俊樹
EXPERT
1ヶ月前
電力業界の激変は、Internet of Energy、つまり電力のさまざまなデータが、パラダイムシフトを起こすことです。 少なくとも10年後も同じビジネスを続けられている伝統的大企業は存在し得ないだろうと、多くの人が思っているのではないでしょうか? 電力に関わるデータと自分達が持つデータを掛け合わせるだけでも、何かワクワクするものが生まれるという想像力を働かせて、既存のビジネスを自ら壊してでも、変革していこうという姿勢が必要です。 電力会社より、重電業界の方が、DXと唱えながらも、顧客から仕様が出てくるのを待つ姿勢から、脱却しきれていない気がします。電力会社が、動きの速いスタートアップと共創しているのに、次世代の監視制御システムは作れるでしょうけれど、エコシステムを構築するプラットホームは作れないまま、ハード寄りのソリューションにしがみつくだけのような気がします。 重電に限らず、経済成長の波に乗って成功した大企業は、デジタルビジネスが起こす変化に対し、動きが遅い気がします。でも、成功体験を捨て去り、オープンイノベーションに突き進んでいる大企業もあります。トップが、デジタルについて学び、コミットしている企業と担当部門に丸投げしているだけの企業は、数年後に大きな違いとなると思います。 CDOの役割が本当に果たせるかどうかにも、トップの意志が関わってくると思います。 次回の記事も期待しています。
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鍋島勢理
EXPERT
1ヶ月前
一般社団法人CDO Club Japan  
理事
この度、エネルギー業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する人材の必要性についてインタビューにてお話をさせていただきました。業界の垣根が溶けてきている中で、自由競争が加速している状況下で、組織の大小関係なく、企業、業界の境界を超えて連携していくことが求められています。 既存のエネルギー企業にとって今はビジネスチャンスであると捉え、海外との関係や関連テクノロジー、国家戦略、消費者のエクスペリエンスといった見方をすれば、エネルギーは旧態依然とした産業では決してなく、むしろより活発な、ダイナミックで面白い面が見えてくると思います。 インタビューをしていただき、誠にありがとうございました!
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