東京電力や関西電力など、大手電力会社10社は5月28日、原油やLNG(液化天然ガス)、石炭など燃料費の高騰などにより、7月の電気料金が値上がりすると発表した。今年に入り、電気料金の値上がり傾向が続いている。
大手電力会社10社は、原油やLNG、石炭などの燃料価格を料金に反映する制度、燃料費調整制度に基づいた7月分の料金を発表した。燃料価格の高騰によって、10社すべてが値上げをする。
東京電力エリアでは、平均的な一般家庭の7月の電気料金は6,973円となり、6月に比べ60円増加する。最も電気料金が上がるのは沖縄電力で、7月の電気料金は7,468円で164円の増加となる。
平均的な一般家庭の値上げ幅は次の通り。
沖縄電力164円増
九州電力33円増
中国電力88円増
四国電力93円増
関西電力21円増
北陸電力81円増
中部電力18円増
東京電力60円増
東北電力60円増
北海道電力122円増
ニュースの最新記事