再生可能エネルギー大手のリニューアブル・ジャパンは、11月17日に東京証券取引所マザーズ市場への新規上場が承認されたと発表した。
上場日は2021年12月22日を予定している。上場で調達する資金は全て再生可能エネルギー(再エネ)関連に投じる予定。国際資本市場協会(ICMA)が策定したグリーンボンド原則を参照して「グリーンIPO」の枠組みを策定、第三者評価(セカンドオピニオン)を取得している。
同社は2012年に設立。「再生可能エネルギーのコングロマリット」を目指し、再エネ発電所の開発、EPC(設計・調達・建設)、資金調達、運営・管理、発電といった再エネに関する事業全般を一気通貫で提供している。
調達する約40億円は太陽光発電所への設備投資や取得など再エネに使う予定で、2022年内に全額投資する見込みだ。
2022年から米国の太陽光発電所の建設を始める予定で、海外での再エネ開発にも乗り出す。カリフォルニア州など米国内10~20ヶ所に太陽光発電所を建設し、2023年に稼働させる計画。
今後は海外開発案件にも力を注ぐ。
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