バイデン大統領は9月14日、訪問先のコロラド州で「異常気象の災害によるアメリカの損害額は昨年の990億ドルを超え、1,000億ドルを大幅に上回る」と述べた。ロイターなどが報じている。
「(昨今の異常気象による災害は)気候変動が要因であることはわかっている。その気候変動を引き起こしているのは人間の活動で、これはもはや議論の対象ではない。今後もさらに猛威を振るうだろう」と述べた。また、「私たちは明日(未来)ではなく、今日、気候変動対策への投資をしなければならない」と、気候変動対策のためのインフラ投資への支持を呼びかけた。
アメリカでは今年、大規模な山火事やハリケーンが大きな被害をもたらしている。今週にも熱帯性の暴風雨がテキサス州とルイジアナ州を襲い、道路は冠水し何十万もの家庭や企業が停電に見まわれた。
コロラド州ゴールデンにある国立再生可能エネルギー研究所を訪問し、同研究所を視察していた。
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