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コロナウィルスの影響でテスラの2工場が閉鎖

コロナウィルスの影響でテスラの2工場が閉鎖

EnergyShift編集部
2020/03/25

コロナウィルスのパニックが各地で起きている。3月第2週から米国にもその影響が急激に出始めた。テスラのCEO、イーロン・マスクは当初、コロナウィルスを軽くみていたが、そういうわけにもいかなくなったようだ。

テスラが2工場を閉鎖

テスラは3月19日(現地時間)、カリフォルニアの生産拠点であるフリーモント工場とニューヨーク州のバッファロー工場(ギガファクトリー2)の両方を、コロナウィルスの自宅待機命令などの影響により3月23日から閉鎖すると発表した。

どちらもサポート業務やパーツの販売など、基本業務は政府や州と協議しながら続ける。また、ネバダ州リノ近郊のギガファクトリー1などの他施設は運営を継続する。

イーロン・マスクの主にTwitter上での言動は、コロナウィルスについて軽んじていると批判されていた。3月15日には「コロナウィルスの危険性よりはパニックの危険性の方がはるかに上だ」とツイートし、3月16日にはフリーモント工場があるアラメダ郡を含むサンフランシスコの6つの地域に外出自粛を勧告したにも関わらず、「僕個人としては出勤している」などとツイートをしていた。カリフォルニアの工場もなかなか閉鎖しようとせず、工場で働く人たちから不安の声も上がり始めていた。フリーモント工場は通常時は1万人以上の従業員がいる。

しかし、ニューヨーク州でも外出の自粛が要請されはじめ、ここにきて(ようやく)コロナウィルスの脅威に対応しはじめたと言えるだろう。

GM、フォード・モーター、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のアメリカ自動車業界ビッグ3と言われる各社はすでに3月18日から全工場を閉鎖している。

テスラは人工呼吸器の生産にも乗り出し始めた。Medtronicの技術者チームと協議を重ねているという。一方、GMも米・ベンテック・ライフ・システムの人工呼吸器製造を支援すると発表している。こうした動きにトランプ大統領もゴーサインを(ツイッターで)出した。

テスラのキャッシュはもつのか、太陽光発電メーカーは追随するのか

19日のステイトメントには、2019年第4四半期末のテスラのキャッシュポジションは(直近の増資前で)63億ドルあるとし、この先の見えない状況に十分対応できるとしている。

しかし、NasdaqニュースのTravis Hoium氏による分析では、このまま何ヶ月も工場が閉鎖し、車も売れない状況が続けば、テスラのキャッシュは早々に枯渇するだろうと予測されている。

また、ギガファクトリー2の閉鎖は他の太陽光発電メーカーにも影響を及ぼすのではないかとgtm誌は伝えている。3月19日の段階ではメーカー工場は操業を継続しているが、今後、外出禁止令などが広がりを見せれば工場閉鎖が増えるだろう。そして、記録的な株安とコロナショックがいつ終了するかは誰にもわからない。

(Text:小森 岳史)

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