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デンマークで北欧最大の太陽光発電所建設

デンマークで北欧最大の太陽光発電所建設

EnergyShift編集部
2020/11/09

ヨーロッパを中心に世界11ヶ国で陸上・洋上風力発電、太陽光発電を展開し、電力セクターの脱炭素化を進めているデンマーク企業European Energyによると、南デンマークのアーベンラー市の議会で10月28日、同社による北欧最大となる太陽光発電所の建設が承認された。変電所や計画中のデータセンターの近くに設置され、75,000所帯以上の家庭に電力を供給することになる。

300MWの発電量を誇るこのプロジェクトは、北欧最大の太陽光発電所であり、年間約11万トンのCO2排出削減に貢献する。冬の日照時間が少ない北欧において、デンマークは太陽光発電でリードする存在となっているが、このプロジェクトによりアーベンラー市が同国の環境への移行をリードするトップ自治体の一つにランクされることになる。

European Energy社のCEOであるクヌード・エリック・アンダーセン氏は、「この規模のプロジェクトを成功させるためには、(自治体との)共通の場に立つために協力し合うことが絶対的な鍵となります。計画プロセスを通じて、私たちは自治体と建設的な対話をしてきましたし、発電所の将来の隣人となる地元の市民からも建設的なアプローチを頂いてきました」として、プロジェクトに地元農家とアーベンラー市が強い協力体制を築いたことに感謝した。

議会での採決後、アーベンラー市のトーマス・アンドレセン市長は「この太陽光発電所は、再生可能エネルギーの生産量を増やすというアーベンラー市の目標に沿ったものです。気候対策については多くのことが言われていますが、持続可能な開発戦略が承認されたことを受けて、私たちはより力強く行動することができます。私たち全員が被っている環境の悪化に立ち向かうために、地域の共同責任を果たしたいと考えています」と、述べた。

投資総額は10億デンマーククローネ(約164億円)以上。建設は2021年初頭に進められ、2021年末までには送電線との接続が行われる予定だ。

Europian Energy Press Release "European Energy to build biggest solar farm in Northern Europe to date in the municipality of Aabenraa, Denmark"

(Text・翻訳:高森 徹夫)