カーボンニュートラル、脱炭素の関連用語を、日本一わかりやすく、なぜかしりとりで毎日紹介するコーナー。編集部のこもやんがお送りしております。
昨日は「とくべつこうあつ」でした。今日は「つ」です。まだ6日目です。まだまだ。
学校で習った覚えがある方もいるのではないでしょうか。日常でほとんど使わない言葉はどんどん忘れてしまいますね。ツンドラ。なんだっけ。
北極圏や南極の一部にある、永久凍土と呼ばれている地域のことです。永久に土が凍っています。永久に。
高い緯度の北極方面ではシベリアとか、アラスカとかがそうです。
夏でも気温が非常に低く、高い木が育ちません。木がない平原、というのがツンドラの語源といわれています。
なぜそのツンドラが脱炭素用語なのか? 実はツンドラには、とっても大量の温暖化ガスが凍ったままになっているのです。大昔の生物の死骸から出る二酸化炭素やメタンガスなどがそうです。
ツンドラは自然の温暖化ガス吸収装置になっていたのです。
しかし、近年の温暖化が進み、この永久に溶けないといわれていたツンドラが溶けはじめています。するとどうなるか。そう。凍って眠っていた温暖化ガスが、追い討ちをかけるように大量に放出されると科学者は報告しています。おそろしい。
ツンドラ、覚えておいてください。
気になる子についついつらく当たるのはツンデレです。ああ、言わないでおこうと思っていたダジャレを最後に言ってしまった。
今日も読んでいただきありがとうございました。明日の水曜日は「れ」、ではなく、「ら」でお会いしましょう。
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